四肢の無いニックブイチ氏のスピーチか学ぶ英語&超思考術

モチベーション

本記事では生まれつき手足の無いニック・ブイチ氏の英語スクリプト日本語和訳を紹介しています。
また、彼の生い立ちと経歴を元に英語学習に留まらずその先の教訓をお届けしています。

生い立ちと経歴

ニック・ヴイチチ、ニック・ブイヂ(英: Nicholas James “Nick” Vujicic)1982年12月4日
生まれつきテトラ・アメリア症候群を患っており四肢が無い。
キリスト伝道師として活動した経歴を持つ。

幼少のころ、手足がないことでひどいいじめに遭う。そのころ何度も自殺を考えていたが家族の支えもあり、何とか思いとどまる。
17歳で彼自身が主催したイベントで講演をはじめ、後に彼自身の非営利団体を設立す。
現在はアメリカ人女性と結婚して、2児の父となる。

題材動画:YouTubeから

英語スクリプト

At age 8 I thought I should commit suicide.
Why?
Because I didn’t have hope.

So I tried to give up.
At age 10, I tried to down myself in 6 inches of water in my house.
I told my dad I just wanted to relax, but really, I wanted to end my life.
I had enough.

But it was so hard because people put me down.
And I started believing that I was not good enough.
I started believing I was a failure.
That I would never ever be somebody who people would like or people would accept.

I couldn’t change my circumstance.
I couldn’t just one day wake up and say, “Hey, give me arms and legs, I need arms and legs.”
I had questions and no answers.
I asked my mom and dad, “Why did this happen?”
I asked doctors, “Why did this happen?”
And they don’t know.
There is something in life that is out of your control, that you can’t change, but you’ve got to live with.
The choice that we have though is to either give up or keep going.
So what do you do when you fall down? Get back up!
Everybody knows to get back up because if I start walking, I’m not going to get anywhere.
But I tell you, there are times in life when you fall down.
And you feel like you don’t have the strength to get back up.
I’m down here, face down, and I have no arms, no legs.
It should be impossible for me to get back up, ut it’s not.
You see, I will try 100 times to get back up, and if I fail 100 times, if I fail and I give up.
Do you think I’m ever going to get up? No.
But if I fail try again, and again and again.
For as long as I try, there’s always that chance of getting up.
Does that make sense?
It’s not the end until you’ve given up.
There’s still hope.
I’m not here today to tell you I understand your pain.
I don’t know how it feels to be abused, I don’t know how it feel “Fat” and you have an eating disorder.
I don’t know how it feels to have a broken home, I don’t know how it feels.
But I know how it feels to have a broken heart, and I know how it feels to be alone.
But I want you to know it’s not the end, it matters how you’re going to finish.
And you’re going to finish strong.
And you will find that strength to get back up, like this.(Acting how to get back up)

日本語和訳

8歳の時、自殺すべきだと思いました。
何でって?
希望がなかったから。

諦めようとしました。
10歳の時、僕は家で15㎝の水の中に身を沈めようとしました。
僕はただリラックスしたかったんだと父には言いました。
でも、本当は人生を終わりにしたかった。
もう十分だってね。

みんな僕の足を引っ張るから大変でした。
僕は自分が未熟なんだと思い込むようになりました。
出来損ないだと思い込むようになりました。
皆が思うような人や、みんなに受け入れてもらえるような人には決してなれないんだと。

僕は自分の状況を変えることが出来ませんでした。
起き上がれずに「おい、両腕両脚をくれよ。必要なんだ」と言うだけでした。
質問はあっても答えはありませんでした。
僕は父と母に「どうしてこうなっちゃったの?」と聞きました。
お医者さんにも聞きました。
でも、誰にも分かりませんでした。
人生には手に負えないことがいくつかあり、それは変えることが出来ません。
それでも、生きていかなければなりません。
諦めるのか、続けるかのどちらかを選ぶしかありません。
じゃあ、転んだ時はどうしますか?
立ち上がるんです!
誰もが立ち上がり方を知っています。
あなたも人生で絶望して、立ち上がる気力がなくなることもあるでしょう。
僕はここに転がっていて、顔も下に付けて、腕もなければ足も無い。
ここから立ち上がれるなんて不可能のように思えるけど、そうじゃないんだ。
僕が100回挑戦するところを見てごらん。
100回やっても出来ないのなら諦めます。
僕が起き上がれると思いますか?
そうとは思わないでしょう。
何度も何度も失敗して下さい。
僕が努力している限り、いうでも起き上がれる可能性があります。
諦めるまで終わりではありません。
そこにはまだ希望があります。
僕は今日、君らの痛みを理解しているなんて言う為にここにいるのではありません。
虐待を受ける気持ちも、「太る」ことに敏感になって摂食障害になる気持ちも、おんぼろの家に住んでいることへの気持ちも、それがどんな気持ちなのか分かりません。
でも、挫折したときの気持ちも独りぼっちの気持ちも分かります。
僕は君らに、終わり方が肝心なんだと知って欲しいのです。
力強く終わって欲しいんです。
そしてその力強さがあれば、こんな風に立ち上がることが出来ます。(起き上がる)

まとめ

「終わり方が肝心なんだ」
とても力強く説得力のあるものでした。
確かに、「どんなに失敗しても、挑戦していれば可能性はある。」というのは正しいです。
理解は出来ている人は多いいと思いまが、それを実行できる人は多くいないと思います。

そこで、彼は実際に手足を使わずに起き上がって証明して見せたのだと思います。
成功に才能なんて必要ではなく、ただひたすらに挑戦し続けなければならないのだと。
動画での彼の誇らし気な顔がとても印象的でした。
健常者の人なら当たり前に出来ることを彼は失敗を繰り返しながらやらなければならない。
同様に誰かにとっては簡単なことでも、出来ないのなら繰り返して出来るようになればいいのだと。

上位コメント紹介

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