セレーナ・ゴメスのスピーチから学ぶ英語&教訓‼

ハリウッド俳優

本記事では、セレーナゴメスさんの英語スピーチを彼女の生い立ちを踏まえた解説。

英語学習に留まらず、その先の教訓まで深堀していきます

セレーナゴメスの生い立ち

本名:セレーナ・マリー・ゴメス 英:Selena Marie Gomez 1992年7月22日 アメリカを拠点とする女優、歌手。

アメリカ合衆国テキサス州グランドプレーリーで、メキシコ人の父とイタリア系アメリカ人母の元に生まれる。
当時彼女が5歳の頃、両親が離婚し母親のもと過ごす。

全米の若者に絶大的な人気を誇る。ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー『ウェイバリー通りのウィザードたち ザ・ムービー』でも主役を演じた。

女優である一方で、2008年にレコード会社ハリウッド・レコードと契約を締結し歌手としても活動する。

今回のスピーチの背景

今回行われたスピーチは”WeMovement“というチャリティーを行っている慈善団体が開催している「WeDay」というイベントでのスピーチです。

“WeMovement”とは主に、教育が受けられない子供たちへえの支援として学校を設立、運営している団体です。

興味のある方、寄付に参加したい方はこちらのホームページでご覧いただけます。

WE.org - WE Charity | We're in this together

題材 YOUTUBE動画

英語スクリプト

I have to say that it’s such an honor to be here, it is. I’m so happy to be here.

I’m like a nerd and brought my own speech but I hope it’s OK that I take this opportunity to really just spend with you guys and tell you a little bit about my story.

I’m not an activist, I haven’t changed the world or led a campaign, I’m here to just tell you my path so that you hopefully can take something away from it because I don’t like being honest with, this is a truth, I don’t like being honest with press and interviews, I like being honest with you, directly, which is each every one of you.

Because I feel I can and I’m just going to start with the basics, so I’m 21 and my mom had, my mom had me when she was 16, and I’m from Grand Prairie, Texas.

And she worked 4 jobs and completely dedicated her life to making mine better.
So to me, she is the definition of a strong woman.

And I love her so much because she taught me those values so much.

I have been acting my entire life and I have known since I was first on Barney, you know that purple dinosaur, he’s great.

You guys are so motivated, I feel I can say anything!

When I was 11, the point being is that when I was 7, I wanted to be an actress and I wanted to live my dream.

And when I was 11, I had a casting director tell me that I wasn’t strong enough to carry my own show.

And I’m sure all of you have been told that you wouldn’t have what it takes, and you may not be good enough and you don’t have enough people supporting you and you’ve been told all of those things when deep down it’s all you want to do.

You want to be a part of something great, you want to make something great.

And it does just more than knocking the wind out of you and crushes you when people try to tell you that you’re not good enough.

And it almost did for me but there was my mom next to me stronger than ever and she said the most important thing is to always trust in yourself.

If I have, if I’m doing something because I love it, I should do it because I love it and I believe that I can do it.

So she told me and she taught me to turn the other cheek and let the credits, the critics be critics, and let us just trust ourselves.

So for me 2 years later, I got my own show and the first thought wasn’t “Oh, man…” that girl when I was 11 said that I wouldn’t carry my own show and I did,
I mean, I thought about that for a little bit, but I thought about what mom said, my mom, is like you have to trust yourself.

And I realized that if I didn’t believe that I could do it, I wouldn’t be able to be here.

And I have, I’m going to say I live a very blessed life, I have so much to be thankful for and a lot of you are a big part of inspiring me.

Because I don’t think you get it and maybe you’re not told enough, but you inspire me to be better and we should inspire each other to be better.

I’m surrounded by people who are supposed to guide me and some of them have and others haven’t.

They pressure me, there’s so much pressure, you got to be sexy, you got to be cute, you got to be nice, you got me all these things.

And I’m sure you can all relate, you have the pressure that you have to deal with every day.
I’m sure at school, at work, with friends, with parents, with family, I know sometimes with mine.

They tell me what to wear, how to look, what I should say, how I should be.
Until recently, I had given in to that pressure.

I lost sight of who I was.
I listen to the opinions of people and I tried to change who I am because I thought that others would accept me for it.

And I realized I don’t know how to be anything but myself.
And all I really want you to know is that you7re changing the world, I’m not changing the world, you’re changing the world and that’s amazing!

Please, please just be kind to each other and love and inspire people because let’s doing it, let’s do it!

Let’s change the game, let’s change the game!
The most important thing is that we learn and we continue to learn from each other.

Please stay true to yourself, please just remain who you are and know that we have each other’s back, all of us have each other’s back.

I’d be lying if I said that I never tried to make myself better by giving in, because I have, but I’ve learned from my actions.
And for all of the things I’ve done, I’m proudest of that I’ve from my mistakes.

I want you to know what it’s like that I know what it’s like.

Figuring out what types of friends you have, you are who you surround yourself with.

So I just want to say I hope I can inspire each and every one of you to just trust in yourself. to love and to be loved.

And thank you for allowing me to come up and ramble and talk to you guys because this is such a beautiful thing you’re doing.

Be proudest of yourselves, this is great.

日本語和訳

皆さん、元気ですか?お会いできて嬉しいです。皆さん良い夜を過ごしていますか?
本当に、ここに立てて光栄ですし幸せです。

私はどんくさいのでスピーチの原稿を持ってきました。
この場を借りて、皆さんと一緒に過ごさせて頂ければと思います。
始めに私の人生について少しお話しさせてください。

私は活動家でもなければ、世界を変えたわけでも、社会運動を先導したわけでもありません。
皆さんが私のスピーチから何かを得られるように、私の歩んでいる道を皆さんに伝えにここに来ました。

これは本当なのですが、私は記者会見やインタビューで本音で語りたくないんです。
私が好むのは直接、皆さん一人一人に本音を語ることです。
まず基本的なことから話し始めようと思います。

私は21歳で、母が16歳のとき私を身ごもりました。
テキサス州グランドプレーリー出身。母は4つの仕事をこなし、彼女は人生を私にに捧げました。
ですから私にとって、母は「強い女性」の定義でした。
そんな価値観を教えてくれた母がわたしはとても大好きです。

私は今まで役者をしてきたし、紫のすごい恐竜の「バーニー」に初めて出演したときから知っていますが…

皆さん、活気が凄いですね。今ならなんでも言えちゃう気がします。

女優になりたいと思ったのは7歳の時で、その夢を実現させたいと願っていました。
そして11歳の時、ディレクターに「君には主演をやれるだけの実力は無い」と言われました。

皆さんも「君には必要なものが足りていない」と言われたことがあると思います。
足りていないのは、あなたの実力かもしれないし、周りの手助けかもしれない。
そして、常にそういったことを言われ続けると、何か素晴らしい作品の一部になりたい、何か素晴らしいことを成し遂げたいというだけになってしまします。

そうして尚、誰かに「十分ではない」と言われると、もっと挫折し打ちのめされてしまいます。
もう少しで、私にもそれが起きるところでした。

しかし、私の隣にはかつてないほど心強い母がいてくれました。
母は一番大切なことは、いつも自分を信じる事だと教えてくれました。
自分が好きでそれをしているのなら、それをやり続けるべきで、出来ると信じなければなりません。
母は私に続けるようにと言いました。そして母は私に片方の頬を向け信用することを教えてくれました。

批評家なんて気にせず、私達だけを信じよう。

2年後、私は主演の番組が出来るようになりました。
ディレクターから「主演は出来ないだろう」って言われていた11歳の女の子が、自分の番組を持つなんて、ということではなく、母が言ったていた「自分を信じなさい」という言葉でした。

そして私自身がそう信じていなければ、実現できなかっただろうということに気が付きました。

私はとても恵まれていますし有難いことに、たくさんの方々が私を応援してくれます。
もしかしたら理解できないかもしれないけど、あなたは私を奮い立たせているんです。
そしてお互いがもっと良くなる為に刺激しあわないといけません。

私にはいつも、私を導き支えてくれる人たちに囲まれています。
そんな人に恵まれている人もいればそうでない人もいます。

そうでない人たちは、私にプレッシャーをかけてきます。常に多くのプレッシャーがありました。
セクシーでいなければならなかったり、可愛くいなければならない、良い人間で在らなければならない、それら全てを備え持つ人間にならないといけない。
皆さんも毎日たくさんのプレッシャーと闘わなくてはならないと思います。

学校で、仕事場で、友達から両親、家族からも。時々自分自身からでさえも。
何を着て、どういう風に見られるべきか、何を言って、何を言わないでいるべきか、そんなことをいつも指図してきます。
つい最近まで、私もそうしたプレッシャーに屈してきました。

自分自身を見失っていました。
周りの人の意見を聞き、自分を変えようとしてきました。なぜなら、そうすれば皆が私を受け入れてくれると思っていたからです。
そうして、自分自身でどうすればいいのか分からなくなっていることに気が付きました。

皆さんに分かって欲しいのは、あなたがせかいを変えているということです。私じゃない、あなたです。そしてそれは素晴らしいことなの。

お願い、どうかお互いに親切になってください。
人を愛し、励ましあおう。やってみよう、やってみようよ!
常識を覆そうよ!覆そうよ!

最も大切なことは、私達は常にお互いから学び続けることが出来るということです。
どうか自分に忠実でいてください。
ただありのままでい続けてください。そして私たち全員、お互いに支えあっている事を知ってください。

私も誰かに与えて貰うことで自分を高めようとしたことがないと言ったら嘘になります、そうしたこともあります。

でも私はその失敗から学びました。

今までやってきた事全てにおいて、自分の過ちから学んできたことを誇りに思います。
私が知っているこれがどんなものなのか、皆さんに知って欲しいんです。
どんな友達がいるかを知ることです。

皆さん一人一人に自分を信じ、愛し愛される為に刺激を与えられればと思います。

皆さん来てくださり、私にこの場を設けて下さりありがとうございました。

素晴らしいことです。
誇りを持ってください。

解説&教訓

いかがでしたでしょうか。

「自分を信じる」簡単そうで、とても難しいことですよね。

周りを気にしすぎて、自分のやりたいことを見失うのはとても悲しいことです。

お互いに優しく、支えあう。現代社会に最も重要なことだと思いました。

皆さんが、このスピーチから何か学んで頂けたら幸いです。

お母様もとても格好いいです。

上位コメント紹介

ここからは、「校長の長話よりいいよね」で特に”いいね”の多かったコメントをいくつか紹介します。

一つ目は、「セレーナに改めて感心した」というコメントです。

次に、女性として憧れるというものです。

男性も女性に格好いいと思わせるのはさすがですね。

最後に、日本でも同じことが言えるし、そんな世の中か変わるといいな、というものです。

他にも紹介しきれなかった素晴らしいコメントがありますので、公式YOUTUBEチャンネル「校長の長話よりいいよね」でご覧ください。

公式YOUTUBEチャンネル紹介

ずまログ公式YouTubeチャンネル「校長の長話よりいいよね」では主に隔日で英語から学ぶ人生の教訓をテーマにお届けしています。

文字だけでは伝わりづらい、表情やボディーランゲージから生の英語をご覧ください。

是非、「ずまブログ」と「校長の長話よりいいよね」を併用して、一緒に学びましょう!

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