エド・シーランのスピーチから学ぶ英語&人生の教訓

英語スピーチ

本記事ではエド・シーラン(Ed Sheeran)さんのスピーチを英語スクリプトと日本語和訳と共に紹介。

彼の生い立ちに触れつつ、スピーチから分かる人柄や教訓とすべきものを深堀します。

エドシーラン:生い立ち&経歴

  • 1991年2月17日、イギリス ウェストヨークシャー・ハリファクス生まれ。エドワード・クリストファー・シーラン。
  • イギリスを拠点とした、シンガーソングライター。
  • グラミー賞を4回受賞(14回ノミネート)
  • 2017年には大英帝国勲章第5位を受賞する。

11歳の時から作曲を始め、16歳の時にロンドンに移住しスタジオや路上でライブ活動を行ったが、高額な家賃を払えず、知人の家や路上で寝泊まりする。

2019年、世界中で3,800万枚以上のアルバムと1億枚のシングルを売り上げ、「世界で最も売れ行きの良いアーティスト」の1人と取り上げられた。
日本でも若者を中心に絶大な人気を誇る

スピーチの背景

"Speak freely, live fearlessly" = 「自由に話し、恐れずに生きよう」
  • 2015年に行われた、アメリカ吃音協会のチャリティイベントでのスピーチです。
  • 彼の子供頃の辛い吃音の経験と、どう克服したのかを赤裸々に語っています。
  • 子供の頃、憧れていたあの有名アーティストにも触れています

題材:YOUTUBEから

英語スクリプト

I was a very very weird child.
And I had a port-wine stain birthmark on my face.
I got lasered off when I was very young, and one day they forgot to put the anesthetic on, and then ever since then I had a stutter and I also had very very big blue NHS glasses.
NHS is the national health service, one day I hope you’ll have the same.

I lacked an eardrum on one side of my face, one side of my ear.
So stuttering was actually the least of my problem when I went to school.
But it was still quite a difficult thing that I found most difficult about it was, knowing what to say but not really being able to express it in the right way.

So I did different speech therapies and stuff which wasn’t very successful.
I had homeopathy which is like herbs and shit, where you drinking and drinking.

But I got heavily into music at a young age and got very very into rap music.
Eminem was the first album that my dad bought me.
I remembered my uncle, Jim told my dad that Eminem was the next Bob Dylan.
Say what you want, it’s pretty similar, but it’s all just storytelling.
My dad bought me the Marshall Mathers LP when I was 9 years old.
Not knowing what was on it.
And let me listen to it and I learned every word of it, back to front by the age was 10.
And he raps very fast and very melodically and very percussively.
It helps me get rid of the stutter and then from there I just can carry on its music.

I think the one thing I do want to convey in my speech today for…
It’s not, stuttering is not a thing you have to worried about at all, and even if you have quirks and weirdness, you shouldn’t be worried about that.
I think the most people that I went to school with it were the most normal and were the coolest when we grow up like I was telling Emilly earlier one of the cool kids from school, now does my plumbing, so that’s a fact.

The thing that I wanted to stress most tonight is not necessary to shed light on stuttering or make it a thing.
It’s just to stress to kids, in general, is just be yourself, because there’s no one in the world that can be a better you than you.
And if you try to be the cool kid from class, you’ll end up being very boring and doing plumbing for some people.
And it’s just yourself, embrace your quirks.
Being weird is a wonderful thing, not even just creative people like I would have a football team, that’s pretty cool.

But I think, you know, just I’m not very good at speeches.

I don’t do a lot of speeches but I think the one thing I want to say is “Be yourself, embrace your quirks, embrace your weirdness”.
And from a stuttering point of view, don’t treat it as an issue.
You know, work through it and get the treatment that you want to get but ever don’t treat it as an issue.
And don’t see it as a plight on your life and carry on pushing forward.

I did alright? Thank you.

日本語和訳

僕はとってもとっても変わった子供でした。
生まれつきポートワイン母斑という紫色のあざが顔にあって、小さい時にレーザーで取り除いてもらったんだけど、麻酔薬を忘れて以来吃音になってしまいました。
それから、とても大きな青いNHSの眼鏡をかけていまし。
NHSというのは国民保険サービス(National Health Service)で、いつかアメリカでも同じシステムが導入されるといいですね。

僕には片耳鼓膜がありません。学校へ通っていた時は、吃音些細なことでしたが悩みの種でした。
でも、それでもとても大変なことで、一番は、何を言えばいいのか分かっているのに、上手くそれを表現できなかったということです。

色々な言語療法やハーブ、ホメオパシーを飲んだりと、いろいろ試しましたが、どれも上手くいきませんでした。

子供の頃音楽に目覚めて、特にラップが大好きになりました。
エミネムのアルバムが、一番最初に父親がかってくれたアルバムでした。
伯父のジムが、「エミネムは次世代のボブ・ディランだ」と父に言っていました。
まぁストーリーテリングということなら、かなり似てますよね。
どんな曲が入っているかまったく知らずに、自分が9歳の時に「The Marshal Mathers LP」を買ってもらいました。
でも聞かせてもらえて、10歳になる頃には、最初から最後まで一字一句残らず覚えたんです。
彼は、とても早くメロディックにパーカッシブにラップをしていたから、それが吃音を直すのに役立ったんだ。
それからずっと音楽を続けています。

本日このスピーチで子供たちに1つ伝えたいのは、癖があったり変わったところがあったとしても、吃音というのは全く心配するものではないということ。
エミリーにも言ったんだけど、僕がが学校に行ってた時、一番まともイケてた人は今うちの配管工やってるよ。これが事実なんだ。

子供に対して、必ずしも吃音に特別注意を与える必要はなくて、一般的に自分らしくいることを強く教えてあげて下さい。
この世界であなたに代わるもんなんてないから。
クラスで一番の人気者になろうとしたら、つまらない人間になってしまいます。
誰かの家の配管工なんてしたくないでしょう。

ただ自分らしくいること・癖を受け入れること・変わっていることを受け入れること。
変わり者でいるのは素晴らしいことだよ。
クリエイティブな人達と知りあえたり、それにすごいフットボールのチームをもったりね。

スピーチ得意じゃないんです、スピーチあまりやらないんで。

お伝えしたいことはとにかく、自分らしくいること・癖を受け入れること・変わっていることを受け入れること。
吃音のことは、問題としてとらえないこと、折り合いを付けて、受けたいとおもう治療を受けること。
問題として捉えない、人生の苦境と思わないこと。困難にめげずに前に進み続けること。

こんな感じで大丈夫かな
ありがとう

まとめ

とても感動的なスピーチでしたね。

変わり者であることは素晴らしい」というのもとても興味深いです。

自分を受け入れることで、克服していく」という彼の姿勢は参考にしなければいけないものです。

吃音などの、精神からくるものは特にこのような考え方が必要だと思います。

皆さんも自分を受け入れ、弱さを克服しよう。という力強い演説でした。

上位コメント

ここからは、公式YOUTUBEチャンネル「校長の長話よりいいよね」で特に”いいね”の多かったコメントをいくつか紹介します。

公式YOUTUBEチャンネル紹介

ずまログ公式YouTubeチャンネル「校長の長話よりいいよね」では主に隔日で英語から学ぶ人生の教訓をテーマにお届けしています。

文字だけでは伝わりづらい、表情やボディーランゲージから生の英語をご覧ください。

是非、「ずまブログ」と「校長の長話よりいいよね」を併用して、一緒に学びましょう!

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